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経理スタッフが知っておくべき自己紹介のポイント、志望動機

就職活動中はいろいろなシーンで自己紹介(自分の経歴の説明)を求められることがあります。紹介予定派遣の場合は、正社員同様に面接が実施されることがほとんどです。

また、派遣での就業を希望している場合でも、派遣会社への登録面談や、派遣先への職場見学(顔合わせ)などで自己紹介をすることがあります。 突然「自己紹介してください」と言われたときにも、慌てず簡潔に答えられるように事前に準備しておきましょう。

経験してきたこと(過去)

「職務経歴書の書き方」でも記したように、まずは5W1Hを基本にして、自分のキャリアをまとめておきます。自己紹介の冒頭では、職務経歴書の「職務の要約」に記載するような内容を簡潔にお話しましょう。

一社一社の職歴については、就業先について社名と業界、規模を簡潔に伝え、配属部署、勤続年数、具体的な業務内容をお話します。業務内容を話すときは、ルーティンで行っていた業務と、プロジェクト単位で行った業務(業務改善や会計ソフトの導入など)を分けて話すと相手も理解しやすくなります。また、ルーティン業務では、一ヶ月単位の処理件数などの数字を交えながら説明すると、イメージがつきやすくなります。

いずれも、職務経歴書の文章をそのまま暗記して棒読みになってしまわないように、声に出して練習することをおすすめします。

退職理由/転職理由(現在)

退職理由は冒頭の自己紹介で細かくお話しする必要はありません。とは言うものの、面接では必ずといって良いほど質問されるポイントなので事前に準備しておきましょう。

体調や家庭の事情、職場の事情などいろいろなケースがあると思いますが、「ポジティブな理由があった」または「やむをえない事情があった」ということを先方に納得させる必要があります。仮に本当にひどい環境の職場であったとしても、ネガティブな発言をする人は、それが正当であるにせよ周囲にネガティブな印象を与えてしまうのだということを意識しましょう。

前向きな退職理由ではない場合にも、できるだけポジティブな表現にして伝えるように心がけます。ただし、嘘はつかないということは大前提です。また、やむを得ない退職理由などは、お伝えできる範囲で事実を述べても差し支えありません(家族の介護など)。

なお、面接の際には、相手に配慮した表現が大切ですが、派遣会社や人材紹介会社のエージェントに対しては、上記のような配慮は不要です。本音をお話した上で、エージェントが面接時の対策を一緒に考えますので、遠慮なくご相談下さい。

志望動機/今後の希望(未来)

「なぜ経理の仕事をしたいのか」「なぜこの会社/事務所で働きたいのか」を必ず組み合わせます。そのための企業研究は欠かせません。会社のホームページなどは事前に確認しておきましょう。
上場企業であれば、経理職としては開示資料にも目を通しておきたいところ。
志望動機を聞かれて、単純に「エージェントに紹介された求人だから」と答えるのは絶対に避けましょう。

しかし、ホームページなど対外的な資料からは読み取れない情報も多々あります。
そんなときは、エージェントを是非ご活用下さい。
細かな業務内容、社内の体制や現状、部署の雰囲気、今後の展望など、エージェントだからこそ知り得ている情報がたくさんあります。その情報と、ご自身の希望とを組み合わせると、「自身の○○の経験やスキルを活かして○○の面で貢献したい」など、一歩踏み込んだ志望動機になるはずです。