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太陽ホールディングス株式会社

電子機器に欠かせない「ソルダーレジスト」で世界トップシェア

ビジネスモデル_メイン画像

医療・医薬品、食糧事業にも進出し、総合化学メーカーへと飛躍中

太陽ホールディングス(HD)は1953年に印刷用インキのメーカーとして創業されました。
その後エレクトロニクスの分野に事業転換し、プリント配線板の表面を覆い回路パターンを保護する絶縁膜となるインキ「ソルダーレジスト」が主力製品に。現在、太陽HDのソルダーレジストは約6割という世界トップシェアを誇っています。

2011年に佐藤英志現社長が就任して以降は、ソルダーレジストで培った知見を生かせる新たな事業領域として、医療・医薬品、食糧、エネルギーなどの分野を開拓中です。例えば、14年には水上太陽光発電による再生可能エネルギー事業に着手。現在は、国内のエレクトロニクス事業にかかる電力を自社で賄えるまでに事業は拡大しました。

また、17年に設立した医薬品事業会社太陽ファルマでは、後発医薬品(ジェネリック医薬品)が発売されている薬「長期収載品」の製造販売を行っています。そして、19年には医薬品製造受託事業にも進出しました。グローバル規模の成長が期待されるこれら新事業を通じて、太陽HDは総合化学メーカーとしてさらなる飛躍を遂げようとしています。

エージェントの視点_写真
エージェントの視点

公認会計士社長が舵をと、攻めと守り両輪の経営スタイル

佐藤英志社長が「ビジネスメイクできる公認会計士」であることも、太陽HD飛躍の大きなポイントだと思います。
会計人材なら、太陽HDの財務基盤が盤石であるのはわかるはず。しかし、佐藤社長は「守り」を固めるばかりではなく、守りと攻めのバランスが絶妙なのです。

特に私がそれを感じたのは、2019年に太陽HDが第一三共の生産子会社の工場を買収した時のこと。
当時の太陽HDはグループ年商約590億円ほどでしたが、買収額はなんと376億円。非常に大きな買い物だったわけですが、医療・医薬品事業を推進するために必要だと見れば、こうした大胆な「攻め」ができるところも、佐藤社長の頼もしさなのだと思います。