バンダイナムコグループのIP軸戦略
バンダイナムコグループは、Bandai Namco’s Purpose「Fun for All into the Future」のもと、世界中の人々に楽しさと感動を届け、未来に向かって笑顔と幸せを追求していくエンターテインメント企業グループです。
豊富なIP（IPとは、キャラクターなどの知的財産のことを活用し、エンターテインメント分野において幅広い事業を展開しています。事業の柱はデジタル事業、トイホビー事業、IPプロデュース事業、アミューズメント事業の4本。
IPの世界観や特性を活かし、最適なタイミングで最適な商品・サービスを、最適な地域に向けて提供することにより、IP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」が当社グループの最大の強みです。バンダイナムコグループはIP軸戦略を進化させることで、さらなる成長を目指しています。
そうした中でバンダイナムコビジネスアークは、グループ各社の管理業務を集約した会社です。ただし、一般的なシェアードサービス会社と異なる点は、バンダイナムコホールディングスのグループ管理本部として、グループ方針の策定や、ガバナンス体制の構築なども担当していること。さらにグループ各社の管理部門として、それぞれの戦略立案にも携わっています。いわばグループ全体をグリップする役割も、担っている会社であるといえます。
バンダイナムコグループの管理業務を牽引するバンダイナムコビジネスアーク
シェアードサービス会社によっては、一般会計などの日々のオペレーション業務が、社員の業務の中心になっている会社も多いようです。その点同社は、経理・財務部門でいえば連結・開示はもちろんのこと財務戦略や税務戦略の構築など、専門性の高い業務に携われるチャンスが広がっています。
またバンダイナムコグループは、アジア、欧州、欧米などに世界展開をしています。同社が業務契約を結んでいるのは国内グループ会社のみですが、実際に経理・財務業務を遂行していく際には海外グループ会社とのやりとりが発生します。
また、海外グループ会社に海外赴任をしている社員もおり、語学力に自信がある方や、特定の地域の文化・商慣習などに精通している方にとっても、活躍できる機会が大きい会社だと思います。
