東海エリア(名古屋)の事務所インタビュー

事務所インタビュー(山田ビジネスコンサルティング名古屋支店)

成長志向がお客様の信頼を勝ち取る

山田ビジネスコンサルティング 名古屋支店

「コンサルタントはいかにお客様から認知され信頼していただけるか。その為にそれぞれが独自の強みを持つ必要があります」と山田ビジネスコンサルティング(以下、YBC)名古屋支店長の戸矢氏は語る。
最終的には「~に強い○○さんだからこの仕事をお願いしたい」という風にクライアント企業から認知され、信頼をしていただけるようになることがコンサルタントとしての実力の証だという。
「だから入社して最初のうちは何でもやって何でもできるようになってもらいますが、5年くらい経つとそれぞれが独自の強みを模索し始めますね」と戸矢氏。
結果として、グループ内には数年に渡り業界紙に連載を出しているような「業界にこの人あり」というコンサルタントも少なくないという。

現在YBC名古屋支店は従業員40名程度で平均年齢は31歳。そのうちコンサルタントは30名ほどで残りが管理部門や入力担当という組織である。
新卒採用にも力を入れており、ポテンシャルを重視して採用しているという。
「得手不得手は人それぞれ。だから独自の強みを持つには先ずは自分にどんな適性があるのか、自分自身で見つけなければならない。足元の仕事をしつつも常に頭を使って考え続けることが大切です」と語る。
この考え方は採用方針にも表れている。新卒でも中途でも外せないのは「成長意欲」であり、常に自分が成長する為には何をすべきか考え続けられるかどうかを選考で重視しているそうだ。
この成長意欲が独自の強みを模索する原動力にもなり、結果的にクライアントの満足度=成果にも繋がってくるという。
日常の仕事でも成長意欲からくる主体性や積極性を大切にしており、案件のアサインでも積極的に手を挙げた者に任せることも多いそうだ。
新卒で入って来たメンバーも概ね2,3年で企業の経営に関わる現場に行けるようになるというのだから、成長を望んでいる人にとってはまさに理想的な環境といえるだろう。

一方で多くの案件を抱えるコンサルタントは激務であるというイメージを受けやすいが、YBC名古屋支店はどうなのだろうか。
「その点は強く問題意識を持っていまして2,3年前から少しずつ変化を加えてきています。やはり残業が多すぎると長続きしませんし、いかに凝縮して短い時間でよい成果を出すかを考えるように意識付けをしています」とのこと。
現在は意識付けの段階だが、今後は評価制度にもそういった視点を組み込めるように検討しているそうだ。

名古屋でコンサルタントをする魅力について戸矢氏に聞いたところ「名古屋は信頼関係がなにより重要で、認知して信頼していただけると、とても長いお付き合いになることが多いです。その辺りの信頼関係が直接感じられるのが何よりの醍醐味ですね」との回答を頂いた。YBC名古屋支店は設立から今年で11年だが、設立当初のお客様で今でもお付き合いが続いている会社も多いそうだ。

今後の名古屋での展望を、どのように考えているのだろうか。
「われわれはお客様のニーズ対応型ビジネスですので、環境の変化にいかに対応していくかだと思います。そのような意味では、名古屋はゆるぎない自動車産業がある一方で、電気自動車などの最新IT技術に需要が変化してきています。そうなると今まで何十年も続いてきた中堅・中小のメーカーでも一気に需要が減ってとともに、今後はM&Aが盛んになる可能性があります。一方、金型など車を造るうえで無くてはならない技術を持っている企業は大変好調です。そのような会社には本業以外の、例えば株価周りや事業承継、後継者にバトンタッチする為の内部管理体制の整備などが提案の焦点になってくるでしょう」と言う。こういったクライアントの環境の変化に応じて柔軟に提案が可能なのは、従業員一人一人が研鑽を重ね、それぞれが様々な強みを持っているからこそ成せるわざであろう。

環境は常に変化しており、お客様のニーズも変化を続けている。だからこそ自分達も常に勉強し続けていかなければならない。
このインタビューを通してのテーマである成長意欲の高い人材には、まさに持ってこいの事務所といえるであろう。

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