クックパッド株式会社
料理の可能性を信じ、成長を続ける先進的テクノロジーカンパニー料理を通して、これからの時代にふさわしい豊かさを創造する
「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの下、1998年3月にスタートした料理レシピの投稿・検索サービス「クックパッド」を運営しているクックパッド。国内の投稿レシピ数は約300万品、ユーザー数は月間約5,400万人。日本での運営ノウハウを活かし、海外でもレシピサービスを提供。料理の作り手を増やすことにより、料理に関するバリューチェーン、すなわち、食はもちろん、農業や環境問題などの地球が抱える大きな課題を発見し、「考えること」「解決していくこと」を目標にしています。世界の70億人の暮らしをさらに豊かにすることを目指し、「毎日の料理を楽しみにするサービス」を展開していきます。
本質思考の鋭さと裁量の大きさ
誰にとっても見やすく使いやすいレシピサービスを運営するため、クックパッドの社内業務はロジカルでストイック。本質的で深い課題解決思考が求められます。現在は400名程度のチームで、世界約9,200万人にサービスを使っていただいている状態。さらにそれを世界70億人に増やしていくために、どうやって「仕組み化」していくのかという面白さもあります。少数精鋭の組織の中で、自分がどれだけ課題に深くコミットできるか。裁量の大きさと本質的な部分を大切にする文化が魅力です。
効率的な「エンジニアリング文化」が根底にある
ITの活用度はトップレベル。スケーラブルなビジネスモデルを実現するために、テクノロジーを正しく使っている会社です。エンジニアリングの文化が全社に浸透しており、効率的に無駄なく働ける環境がシステムとして整っています。「基本的に人の手でやらなくていい仕事は人の手でやらない」という思想が徹底しており、日常業務で「もっと便利にしたい」というときは、オープンチャットで気軽に質問でき、さまざまな人が解決策を一緒に考えてくれる環境も整っています。
料理について熱く語れる
人が「生きていく上で欠かせない料理」という本質的なテーマに、正面から向き合うクックパッド。社内には自由に料理ができるキッチンがあり、会社が用意した食材を自由に使って、ユーザーから投稿されたレシピを見ながらランチを作るのが日常の光景です。キッチンイベントも盛んに行われています。もちろん、社員は毎日クックパッドを見ています。名刺には各自のお気に入りのレシピが写真入りで印刷されています。料理が好きな人や、食に関することなら何でも楽しめるという人にはぴったりの環境です。
未来への取り組み
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ビジネスの今後の展開について
クックパッドのミッション「毎日の料理を楽しみにする」をさらに進めていきます。現在、国内ではナンバーワンのレシピサイトとして認知されていますが、世界的には発展の余地が大いにあります。さらにグローバル展開を広げ、全世界70億人が当たり前に料理をする世界を目標にしています。今後も料理以外の領域に手を広げるのではなく、まず料理のバリューチェーンの中で、世界で圧倒的なナンバーワンになることを目指し、海外人材の活用、また投資などにも積極的に取り組んでいきます。
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社員の多様性を活かすための取り組み
コーポレート部門は、ほとんどの社員が中途入社です。入社後、クックパッドに早くなじんで活躍できるように、新たに入社した全員にメンターが付きます。メンターは、配属先と異なる部署の社員や先輩社員の中から選ばれ、さまざまな角度からクックパッドで働くことについて、相談に乗ったりアドバイスしたりしています。また、今後のグローバル展開を加速させるため、海外にバックグラウンドを持つ人材が急速に増える可能性があります。国籍、性別、年齢などを問わず、多様な人材が活躍できるような機会と環境の整備に取り組んでいます。
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社員の自律を促すための取組みについて
社員それぞれが自律して時間を管理し、協力しながら効率的に働く環境を整えるために、一部業務を除きコアタイムのない「フレックスタイム制」を導入。また、育児との両立支援施策として、病児保育やベビーシッターのサービスを法人契約しており、誰でも割引料金でサービスを利用できます。通常の有給休暇とは別に、勤続5年ごとに5日間連続で休暇を取得できる「リフレッシュ休暇」、毎年取得可能な「夏季特別休暇(3日間)」などの休暇制度があります。そのほか、住宅手当、近距離奨励金、自転車通勤手当など、社員一人ひとりの生産性を高め、実力を発揮できるように制度を整えています。
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社内コミュニケーションの活性化について
社員同士のコミュニケーションを活性化する仕組みが多数あります。「飾り巻き寿司の作り方」や「料理写真の撮り方」といったワークショップから、季節に合わせたクリスマスパーティーなどのイベントまで、社員同士のさまざまな交流が生まれるイベントがクックパッドのキッチンで行われています。また多彩な部活動も盛んで、5名以上集まれば活動費用のサポートを受けることができます。間接的なコミュニケーションとしては、多くの社員が書いている社内ブログが活用されています。自己紹介や美味しいお店の情報などのほか、マネジャー層に直接疑問をぶつけることもできます。中途採用の方は、さかのぼってブログを読むことで情報を追いかけることができます。