株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
既成概念にとらわれず、高付加価値なサービスで企業の発展に貢献。経理のプロとしてエンタテインメントビジネスを支える
ソニーミュージックグループ全社の総務・経理・人事・システムなど管理業務を統括し、シェアードサービスを提供している株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント。経理チームは約20社で構成されるソニーミュージックグループの関連企業それぞれ専任の経理担当を置き、経理のプロフェッショナルとしてサポートしています。同グループは音楽、アニメを中心にゲーム制作やアーティストのマネジメント、キャラクタービジネスなど、多岐にわたる事業を展開しています。楽曲や作品、コンテンツを生み出す志を共有しながら、数字のプロフェッショナルとして貢献していく。経理人材もまた、総合エンタテインメントビジネスを支えるメンバーなのです。
グループの成長に資するため数字を扱って意見を出す
経理チームのメンバーは担当したグループ会社の予算作成から月次・年次の決算はもちろん、税務業務まで担います。そして、ただ数字をつくって、計算して終わりというのが私たちの仕事ではありません。時には企画部、営業部のメンバーに新企画の試算、マーケティングの観点で意見を求められ、アドバイスすることもあります。グループの成長に資するため、損益分岐の視点で数字のプロフェッショナルとして意見を出す。これもまた、ソニー・ミュージックエンタテインメントに求められる仕事です。
グループメリットを生かして経理に広く、大きくかかわっていく
ソニー・ミュージックエンタテインメントはシェアードサービスを担っていますが、業務が限定的になることはありません。グループ関連企業は約20社に及びます。各企業の専任経理担当を任されることで、限定された分野の実務担当にとどまらず、管理会計や税務申告などに携わって幅広い経験を積むことができます。いわば、スタッフ一人ひとりが担当会社の経理部そのものです。業務をとおして、担当する仕事の幅広さ、そして企業を丸ごと任されるというスケールを感じることができます。
エンタテインメントの最前線で挑戦機会に事欠かない環境
ソニーミュージックグループは次代のエンタテインメントビジネスを模索すべく、スマホのゲームアプリや音楽・ライブ配信サービス、Webメディア事業など新規ビジネスへの参入、展開を積極的に進めています。また、近年、キャラクタービジネスやマーチャンダイジングなどの分野での海外展開も活発です。このようなダイナミックな展開に合わせ、経理チームも新しく挑戦しがいのある業務に臨むことができています。ゆえに、ソニー・ミュージックエンタテインメントの経理人材には、新たなビジネスモデルやデバイスに関する知識を貪欲に吸収し、柔軟にビジネスを支えていく姿勢も求められています。
未来への取り組み
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ビジネスの今後の展開について
新たなメディアやデバイスへの進出、海外展開も活発化しているエンタテインメントビジネスですが、管理部門、経理部門の活性化も大きな課題です。ソニー・ミュージックエンタテインメントはグループ各企業を横断して管理業務をサポートしていますが、エンタテインメントへの造詣、愛情を持ちつつ経理業務をこなせる人材の登用、育成に注力しています。数字の面から経営にアドバイスし、各社の成長を支えるため、新たなメンバーの力を強く求めています。
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社員の多様性について
音楽やアニメなどエンタテインメントが好きな社員が揃っており、企業風土にも楽しいバラエティをもたらしていますが、グループを含めたローテーションも活発に行います。各会社の管理担当、グループを統括するヘッドクオーター、経営企画に転籍する社員もいます。また、強い意欲と実力が認められれば、音楽やアニメの制作部署への異動希望を出すこともできます。エンタテインメントという大きな枠組みの中、やりたいことに最大限取り組める環境が社員の成長を担保しています。
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多様な働き方を実現するための環境整備について
多彩な人材の力を伸ばすべく、各種研修・育成システムを整備しています。入社以後、初級管理職、中級管理職など階層ごとの研修システムを用意してきました。必要に応じて英語などの語学習得も補助金の支給を行い、グループの業務拡大に即した幅広いスキルアップを支援しています。
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中途入社人材の活躍状況について
中途入社の人材は、事業会社での経理実務経験者のほか、会計事務所、監査法人、税理士法人などで職務経験を積んだ方が中心です。中途入社の人材に望むのは、化学反応を起こして新たな風を吹き込んでくれることです。私たちソニーミュージックグループが長年築いてきた枠を壊す、いわば創造的破壊をもたらしてくれるのは、長年働いてきた社員より中途入社の社員なのかもしれません。ということで求めるのは経験年数よりもエンタテインメントへの情熱。これらの可能性を持った、未知の人材との出会いを楽しみにしています。