不動産鑑定士とは
不動産鑑定士とは、地価公示や 地価調査を始めとして、公共用地の買収評価、 相続税路線価評価、固定資産税標準宅地評価、裁判上の評価、会社合併時の資産評価、現物出資の評価のほか、 不動産に関するカウンセリング等、多岐、多様にわたる求めに応じ、鑑定評価を行っています。
例えば、売買の価格が妥当なものかを鑑定したり、店舗やマンションの適正賃料を算定したりすることなどが不動産鑑定士の業務です。 また、土地の有効利用の提案や、マンションの建て替えコンサルティング、デューデリジェンス、プロパティマネジメント、 市街地開発事業の権利調整等のコンサルティング業務も行っています。この業務は、時代の流れを読み、 不動産のスペシャリストとして高度の知的サービスを提供し、経営者や投資家等の意思決定にも大きな影響を与えます。
一般に馴染みのない職業ではありますが、不動産の公示価格や基準地価格の評価などで、 間接的に一般の人の生活に密接な関連性を持っているのも事実です。
資格概要
資格の種類 | 国家資格 |
---|---|
受験資格 | 制限なし ※論文式試験は、短答式試験の合格者のみ |
試験内容 |
・短答式試験 ↓合格 ・論文式試験 ↓合格 ・実務研修 |
受験料 | ・電子申請:12,800円 ・書面申請:13,000円 |
試験日程 |
・短答式試験…毎年5月中旬(1日間) ・論文式試験…毎年8月上旬(3日間) |
問合せ先 | 国土交通省 不動産・建設経済局 地価調査課 鑑定評価指導室 URL:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/kanteishi/shiken.html |