ビジネス実務法務検定とは
ビジネス実務法務検定とは、企業ビジネスや経済活動に関係する法律の知識、コンプライアンス能力などを問う実務的な法律知識を認定する資格です。コンプライアンスとは、自己の業務を法的にチェックし、問題点を解決出来るスキルをいいます。ビジネス法務検定では、その基礎となる実務的な法律知識を身に付けることができます。
現在、日本の企業は規制緩和や国際化のため、自己責任によるリスク管理が厳しく求められています。言語や文化の違う国や企業と良好な取引関係を保つために、法律知識の重要性が高まるのは必然だといえます。そのため企業は法的センスのある人材の育成を熱望しているのです。法律知識は、法務部門、総務・人事部門等はもちろん、営業・販売部門、流通部門、製造部門、財務・会計部門等のセクションでも、あらゆる企業活動に対して求められています。
ビジネス実務法務を人事異動や採用時の能力評価の参考にしたり、社員教育システムに取り入れる企業が増えています。 また、即戦力を求めて中途採用や派遣社員の受け入れなどの雇用の多様化を進めている中で、 法律実務知識を備えた人材のニーズはますます高まることが予想されます。
資格概要
資格の種類 | 公的資格 |
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受験資格 | 制限なし ※1級は2級合格者のみ受験可能です。 |
試験内容 |
・1級…論述問題 (1)共通問題(2問必須) (2)選択問題4問中2問選択 ・2級…マークシート方式 ・3級…マークシート方式 |
受験料 | ・1級…11,000円 ・2級…6,600円 ・3級…4,400円 |
試験日程 |
・1~3級 12月上旬 |
問合せ先 | 東京商工会議所検定センター URL:http://www.kentei.org/ |