新規登録 求人検索
新規登録

株式会社経営共創基盤(IGPI)

多様なプロフェッショナル人材を社内外に有し、企業価値・事業価値を粘り強く『共創』する!

「気になる」リストに保存すると、求人案件が発生した際にご案内メールをお送りいたします。

監査法人からコンサルティングファームへ。答えのない問いに答えを出す仕事に全力投球!

株式会社経営共創基盤(IGPI) マネジャー 公認会計士  郷司 真澄

株式会社経営共創基盤(IGPI)
マネジャー 公認会計士
郷司 真澄

自分に足りない「ビジネスサイド」の知見を獲得するために

— これまでのキャリアについて教えてください。

新卒でEY新日本有限責任監査法人(以下、EY)に入所し、トータルで11年間勤務しました。入所当初に考えていたのは「一生懸命この場所で頑張ろう」ということ。監査法人に所属する公認会計士として一般的な監査業務を担当し、3年目からは現場主査を任せてもらいました。その後も基本的に監査を主なミッションとしつつ、IPO支援業務なども行ってきました。

現場主査として7~8社を同時に担当しているうちに、監査については一とおり理解した手応えが得られました。その時に思ったのです。自分はこの先なにを目指すのだろう? 監査法人の看板が外れたら自分にどれだけの力があるのか?と。そこで「監査以外のことをやらせてほしい」と上司に直談判。結果、2つの選択肢を提示されたなかから、株式会社りそな銀行に出向する道を選びました。

りそな銀行では、企業ファイナンス室(現ソリューションビジネス部)に配属となりました。銀行の最重要顧客企業向けの財務提案書をまとめるなど、法人系の難しい業務を引き受ける部署です。また、M&Aファイナンス、LBOファイナンスといった、特殊なファイナンス案件も経験することができました。

監査法人の外の世界に目が向いたのも、そのタイミングです。りそな銀行では、外部プロフェッショナルの方々と仕事をする機会が多く、彼らを見ていて強く感じたのが、ビジネスサイドを見る力の強さです。一方私はというと、監査法人での仕事で企業のマネジメント側やバックオフィス側のことは理解できていましたし、出向を経て銀行がどんな目線で融資をしているかも肌感覚でつかめました。しかし、いわゆる事業会社のビジネスのことは深くまでわかっていないままだと感じました。

ビジネスサイドの深い知見は、監査法人や銀行では、すぐには身につかない。そこに自分にまだ足りないものがあるのでは――。そう考えるようになり、転職を意識するようになったのです。

— そして2020年2月に株式会社経営共創基盤(以下、IGPI)に入社。どんな方向性を持って転職を?

戦略系コンサルティングファームにフォーカスして転職活動を行いました。ただ、当時の私は32歳。ピュアな“戦コン”に転職して会計士のキャリアを完全に捨てるのは正直不安がありました。その点、IGPIはコンサルティングサービスとして「ビジネス×財務」を掲げているファームです。間違いなくここが一番自分にフィットする場所だと思い、IGPIを第一希望として転職活動を進め、無事採用していただくことができました。

「会社を深く知っている」会計士の強みが生きる業務

— 入社してからの担当業務について教えてください。

最初は、大手企業の成長戦略を担当しました。これは、いわゆる戦略系コンサルティングファームが手掛けるような案件だったのですが、それ以降は、大学の研究室にハンズオン(常駐協業)でかかわり、インキュベーションコンサルティングとして様々な施策を考え、学生の起業を支援しています。並行して、IGPIが開催しているスタートアップ向けのピッチイベントの運営責任者も務めていますが、業務の大半を研究室の仕事が占めています。

念願どおり、ビジネスサイドを考えることが非常に多い仕事です。採用面接の段階で「ビジネスサイドが見たい」と伝えたものの、そうはいっても会計士のキャリアが長いですし、社内には会計士のキャリアと親和性の高い業務はたくさんあるので、最初は財務系の案件を任されるものと思っていました。でも蓋を開けると、見事に会計士とはほぼ関係のない業務。とてもうれしく思っています。

ただ、未体験の業務ですから、当然苦労はしています。ビジネスを考える際、答えもない、考え方のルールもないところからスタートします。これが監査法人時代とは真逆といえます。監査のルールは世界的に統一されていて、そのルールに従っていれば方向性を大きく間違えることはない。それが急に、ルールのない世界に放り出されたわけです。正直しんどかったですし、入社したての頃は、本当に何をどうしたらいいかわかりませんでした。もちろん関連書籍を読んでインプットを増やすなどは行いましたが、それだけでは足りません。そこで、上司にコバンザメのようについていき、ビジネスの話をする場に同席させてもらいながら、知見やノウハウを吸収していきました。

— 今の仕事のどんなところにやりがいを感じますか。

研究室の一員となって、新しい取り組みをして、結果が出て、学んで、成長して、というプロセスが非常に面白いです。また、学生に寄り添って支援しているなかで、学生がいい契約をとれたとか、ビジネスアイデアの方向性が見えたとか、そういったことの一つひとつが、すごくうれしいですね。スタートアップの顧問という立場をもらったりもしており、多くの仕事が「自分ごと」に感じられている点もやりがいにつながっています。

— 業務内容が会計士から離れているとのことですが、会計士としてのキャリアを生かせる部分はないのでしょうか?

もちろん、監査法人時代に会計士として培った多くのものが生きています。なかでも、今の業務に役立っているのは、数字のことより、「会社を知っている」ことでしょうか。監査の仕事を長く続けていると、会社の内側では、こんな資料がつくられている、このタイミングでこの人に承認をとっているなど、意思決定過程がわかるようになります。例えばですが、営業する時などに、これが非常に役立ちます。相手からイエスを引き出しやすい提案ができるというか、「攻めどころ」がよくわかる。会社の内側を深く知っていることは、会計士だからこその圧倒的な強みだと感じます。

— これからのキャリアを、どのようにイメージしていますか。

短期的には、再生案件やFA案件など、まだ経験したことのない業務を経験したいと思い、会社にもそう話していますが、その先の長期的なキャリアのことは、特に考えていません。スタートアップのCFOやCOOなのか、事業会社か、IGPIに残るのか、正直わからない。どれも面白そうだと思います。ただ、それよりも私がフォーカスしているのは、自分がどんなスキルセットを身につけられるか、ということ。ビジネスサイド、ファイナンス、マネジメント、この3つの能力を高いレベルで身につけることで、強く、幅が広いビジネスパーソンになる。それが、私の目標です。幸いIGPIは、そのために必要な業務を「やりたい」といえばやらせてもらえる環境。なりたい自分に近づくことができる場所だと思っています。

— 最後に、キャリアチェンジを検討している若き会計士に、メッセージをお願いします。

私のキャリアを振り返ってみると、あらかじめこうしようと計画を立てたものではなく、目の前の仕事に一生懸命打ち込んできただけ。でも、ある時「ここで一歩踏み出すべきだ」という瞬間がやってくるものです。銀行への出向も、IGPIへの転職も、その時々の直感的な判断をした結果、今のキャリアにつながりました。なにかが足りない、もっと成長したい。そんな思いが生まれたなら「勇気を出して一歩踏み出してみてください」と、強く言いたいです。

PROFILE

郷司 真澄Masumi Goshi

株式会社経営共創基盤 / マネジャー 公認会計士

株式会社経営共創基盤(IGPI) マネジャー 公認会計士 郷司 真澄
1986年
愛知県生まれ
2008年
公認会計士試験合格
2009年3月
早稲田大学商学部卒業
2009年4月
EY新日本有限責任監査法人入所
2017年1月
株式会社りそな銀行出向
2020年2月
株式会社経営共創基盤(IGPI)入社

上司の声

株式会社経営共創基盤 共同経営者(パートナー) マネージングディレクター 公認会計士 望月 愛子

会計士としての希少性を高める「タグ」を増やせる環境

私も監査法人の出身です。監査法人では、出来上がった数字をチェックするのが会計士の仕事でしたが、その数字が生まれるプロセスに興味が湧いたのが、転職のきっかけでした。それから、会計士以外の人々と働いてみたい、という思いも。IGPIはその点において、自分が求めている環境に近かったのです。入社当初は再生案件に携わり、近年は、大企業の新規事業開発やベンチャー支援など、「新しい」何かを生み出す支援に数多く携わっています。

会計士にとってIGPIはとても魅力的な環境だと思います。世の中に4万人強もの会計士がいるなかで、希少価値を高めていくには自分に複数の「タグ(強み)」をつけていくことが大切です。そして、IGPI内には様々な業務にかかわる機会があり、タグを増やしていける。例えば、戦略がわかる、財務の中でも資金調達に詳しい、ポートフォリオ議論ができる、といったタグかもしれません。会計士というもともとの武器に、こうしたタグを掛け合わせていくと、自分の希少価値が高められるのです。

当社が求める人材像は、第一に好奇心が強い人です。会計士はよくも悪くもルールに縛られている仕事をすることが多い。ルールはもちろん守らなければいけませんが、ルールを守ることと、レールに乗って生きる、ということは違います。新しい事業を切り拓くため、世の中をよくするため、時にルールを変えなければいけない場面もあるはずです。そんな時に、一番必要とされる原動力が好奇心。自分の力で何かを変えたい、伝えたいという思いが強い会計士に、ぜひジョインしていただき、一緒に世の中をよい方向に変えていきたいと思います。

株式会社経営共創基盤/共同経営者(パートナー)/マネージングディレクター 公認会計士/望月 愛子