30代
profile 35歳、中小企業の経理部で働く男性。年齢的にも最後の転職にしたいので、人がよく辞める企業の共通点があれば知りたいと思っている。 
Q
35歳、中小企業の経理決算チームで働く男性です。
転職回数は3回あり、年齢も年齢なので今回の転職を最後にしたいと考えています。

過去の経験上、人の入れ替わりが多い企業は職場としてよいとは思えません。次の転職先ではそのような企業を避けたいと思っています。エージェントとして色々な企業を見てこられたかと思うのですが、人がよく辞める企業の共通点があれば教えてください。

面接に行った際(職場を見れる場合)、雰囲気から読み取れる情報で、こういった企業には注意した方がよいというのがあれば教えてください。ちなみに転職エージェントでは、企業ごとに年単位、もしくは数年単位での離職率といったものも把握しているものなのでしょうか。
 
A
エージェントとしても企業毎の正確な離職率を把握できるわけではありませんので、あくまでも登録に来られる方々の転職理由から、比較的多くの方がおっしゃる理由をもとにお話しさせていただきます。大きくは以下のような要素に分かれるのではないかと思います。

1 業務面での希望が叶わない2 待遇面での希望が叶わない3 組織風土に馴染まない

1の業務については一定の年齢や在籍年数に達しないと任されないような業務があるなど、自身の求める成長スピードと現実へのギャップを感じられるケースが多くあります。この辺りは面接などを通じて入社時の業務だけでなく、数年後など、未来に向けて自身の描くキャリアが歩めるのかどうかを確認する必要があります。

2については会社全体の業績に影響を受ける部分もありますが、5年後、10年後と、どの程度の昇給が見込めるのかについては、直接企業に確認しにくい部分はエージェントに確認をしながらも、大きなギャップが発生しないように事前に把握しておく必要はあると思います。

3については会社トップ、上司、同僚など人間関係に関するものや、社内のイベントなど社内文化に関するものなど様々です。面接の中で確認することは難しいとすれば、内定後に同僚との面談を設定してもらうなどをし、実際に転職した方がどう感じながら仕事をしているかなどを確認する場が設けられると、ある程度理解が深まると思います。

いずれにしてもできる限り事前に把握する努力をすることで、一定のミスマッチは防げるはずですので、エージェントに相談しながら慎重に進めてください。

 

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